「どうなの…?」 「……」 私が言葉を詰まらせていると、ユキちゃんは目を細めて笑い出した。 「そっか…、志保妊娠したんだ…。やったなぁー!」 え…? 「そうだよな、ゴム着けてたって言っても、あれは完璧じゃないみたいだしな…」 ユキちゃん…? 「そっか…。俺、父親になるんだ…」 …もしかしてユキちゃん、 私がユキちゃんの子を妊娠したと思ってる?!