…ユキちゃんが私の素肌に触れたとき。


思考を停止していた脳がはっと目を覚ました。




男の人に触られて、恭平さんと交わった感覚が一気に蘇ったからだ。






思わず体をよじると、


ユキちゃんが「嫌…?」と聞いてきた。




私は首を横に振った。






嫌じゃない…、




嫌じゃないよ…。






正直、エッチすることに抵抗がないわけじゃないけど、


今日の相手は大好きなユキちゃんなんだよ…?




嫌なはず、ない…。






そう思って目を閉じていると、ユキちゃんは静かに行為を続けていった。