雄介くんちは、マンションだった。
15階建ての最上階。

「すごっ、ここが家?」
「そう。」
「なんでこんなマンション住めるの?」
「これでも、一応、IT企業の社長です。」
「社長なんだ。」
「ここまで来るのは大変だったよ。でも、だから仕事は楽しい。」
「すごい人なんだ。」
「まぁね。」

「景色キレイ。」
「美月。」
後ろから抱きしめられた。
「大好きだよ。」
「私も好き。大好き。」
激しくキスをした。

ベッドへ連れて行かれ、雄介くんと私の身体は繋がった!
「美月、大好き」
「うん。」

幸せだった。