「思い出せなくても、自分を責めないって約束してくれるか?」
「うん」
「桐乃は何も悪くない。桐乃が自分を責めるならば、俺は過去の話はしたくない。過去にとらわれず、前だけを、未来だけを大切に生きてほしいって思うから。」
「・・・紫苑さん・・・」
「約束できるか?」
「・・・はい。」
私が彼の瞳から視線をそらさずに頷くと、彼は私の体を優しく抱き寄せてくれた。
「愛してる」
彼がウェディング写真を見つめているのを見た。
私に気付かれないように、すぐに視線を私の方に移したり、ごまかしてくれているのは私への気遣いだということにも気づいている。
でも、その度に私の中の私が切なく泣いているような気がしていた。
「うん」
「桐乃は何も悪くない。桐乃が自分を責めるならば、俺は過去の話はしたくない。過去にとらわれず、前だけを、未来だけを大切に生きてほしいって思うから。」
「・・・紫苑さん・・・」
「約束できるか?」
「・・・はい。」
私が彼の瞳から視線をそらさずに頷くと、彼は私の体を優しく抱き寄せてくれた。
「愛してる」
彼がウェディング写真を見つめているのを見た。
私に気付かれないように、すぐに視線を私の方に移したり、ごまかしてくれているのは私への気遣いだということにも気づいている。
でも、その度に私の中の私が切なく泣いているような気がしていた。



