もう少しで立ち上がれそうというところで、私は膝から力が抜けて転びそうになった。
『ガシャーンッ!!』思わず目を閉じた私。
耳に聞こえてくる物々しい音に、身構える。
でも、次の瞬間に感じたのは痛みではなく、消毒液のにおいとあたたかなぬくもりだった。
硬く閉じていた目を開ける。
そこには見覚えのある白衣。
「焦ったー」
そう言って私の体を抱き留めてくれていた紫苑が、ふわっと抱き上げてベッドに私を戻す。
「痛みは?」
心配そうに私を覗き込む紫苑に私は罰が悪くてうつむく。
首を横に振ると、紫苑は「よかったー」と心から安心したように言い、倒れた点滴を立てて、私の腕を確認した。
『ガシャーンッ!!』思わず目を閉じた私。
耳に聞こえてくる物々しい音に、身構える。
でも、次の瞬間に感じたのは痛みではなく、消毒液のにおいとあたたかなぬくもりだった。
硬く閉じていた目を開ける。
そこには見覚えのある白衣。
「焦ったー」
そう言って私の体を抱き留めてくれていた紫苑が、ふわっと抱き上げてベッドに私を戻す。
「痛みは?」
心配そうに私を覗き込む紫苑に私は罰が悪くてうつむく。
首を横に振ると、紫苑は「よかったー」と心から安心したように言い、倒れた点滴を立てて、私の腕を確認した。



