記憶喪失の妻は一途な夫(外科医)に溺愛される

そして何より・・・

今、彼と離れたくない。

そう思った。


「よいしょ」
紫苑は私のお腹に気遣いながら、私を抱きしめたまま一緒にソファに横になると、夜、眠るときのように私の体を抱きしめたままでいてくれた。

長い手を伸ばして、私の体に毛布を掛けると、そのまま抱きしめて髪を撫でてくれる。


いつの間にか私は安心しきってそのまま眠ってしまった。