「遥哉は………もう みんなのものに なったじゃない。」 みんなのもの…? 「遥哉のこと…。 転校してからも 忘れたことなんて 1度もなかった。」 「もう遥哉は あたしを忘れたから あたしも 忘れなきゃって…。 そう思ってたのに… もう会わないで 忘れようって……。」