目を覚ますと、朝だった。となりに、涼太はいない。
置手紙があった。

『おはよう。ロケ行くんで、先にでます。合鍵なんで持ってて。携帯番号は*****。
登録しといてね。また、連絡します。楓の彼氏』

『彼氏だって、嬉しい。
ホントに長い長い片思いだった。両想いになる日が来るなんて。
あ、涼太くんも好きでいてくれたってことは、両想いが長かったってこと?』
とても、幸せだった。

携帯番号を登録したら、すぐにLINEに反映された。
「登録しました。楓」
すぐに返事が来た。
「これで、いつでも連絡できるね。」
「うん。合鍵も大事に預かっておきます。」
「はーい。」

私は、少しゆっくりし帰っていった。