「楓。
 やっぱり、我慢できないから言うね。
 俺、楓が好き。
 どんなに頑張っても忘れれなくて、誰と付き合っても、上手くいかなくて、楓じゃなきゃダメだと思った。
楓に会いに行ったら、引っ越ししてて、二度と会えないと思った。でも、ホントに偶然会えた。だから、楓といたい。」

「涼太くん。
ありがとう。でも、人気俳優さんが、こんな私とではダメだよ。」

「楓じゃなきゃダメなの。
 確かに、俺は仕事ばかりで、迷惑かけるかもしれない。だから、あきらめようとしていた。
でも、やっぱりできなかった。楓、好きだ。」