生徒会室で甘い、秘密の時間

「えっと....。会長先輩?
どうしたんですか?」


立とうとしたら会長先輩の暑い手が私の手に絡みついてきた。


「つめたい、」


会長先輩はもっと強く握りしめてくる。


「いかないで、りの」


「えっと....」


言葉を濁すと握られていた手をひかれ、ドサッと音がした。


な、なに...?


視界が反転。


暖かい温もりを傍に感じる。


状況把握をするまでに三秒かかった。