よし、帰ろう。
任務も果たしたし。
「....り、の」
「え?」
会長先輩が小さく言った。
「りの....」
“りの”?
“りの”ってなに?
「会長先輩?私、帰りますね」
「りの....いくなよ」
会長先輩はまぶたを開いていた。
瞳には溢れ落ちそうなほどの涙を浮かべて。
私はちはるで“りの”って人じゃない。
“りの”って誰なんだろう。
任務も果たしたし。
「....り、の」
「え?」
会長先輩が小さく言った。
「りの....」
“りの”?
“りの”ってなに?
「会長先輩?私、帰りますね」
「りの....いくなよ」
会長先輩はまぶたを開いていた。
瞳には溢れ落ちそうなほどの涙を浮かべて。
私はちはるで“りの”って人じゃない。
“りの”って誰なんだろう。

