生徒会室で甘い、秘密の時間

おしゃれな水道をひねってタオルに水をかける。


ちょうどいいくらいで絞ってこれで濡れタオルが完成。


人の看病なんてしたことないけどこれくらいならわかる。


「会長先輩....濡れタオル持ってきました」


会長先輩のおでこにそっと置く。


荒い寝息を立てている会長先輩は苦しそう。


いつもの会長先輩と違って怖い雰囲気はなくて、少し幼くも見えたりする。


いつも睨んでいる瞳は軽く閉じられていて。


グレーのスエットから覗いている肌は白くて女の子みたい。


ちょっと意外な一面かも。


「スポーツドリンクも置いときますね。
良かったら飲んでください」


紙コップに適量を注いでサイドテーブルに置く。