生徒会室で甘い、秘密の時間

「中谷さん、喋らないでください」


美輝ちゃんの声が大きく聞こえたようで。


先生が美輝ちゃんだけを注意する。


「はぁい、すみません」


「ごめんね、私も話してたのに」


小声で謝ると美輝ちゃんは首を降った。


「大丈夫!こっちから話しかけてたし」


「ありがとう....」


私は聞いていなかった部分のノートを写し始めた。


それと同時に終了のチャイムが鳴る。


うへぇ。集中しとけば良かった....。


ばか、ちはる 。