生徒会室で甘い、秘密の時間

三上さんが答えたところで私の見せ場。


ここは頑張ったところ。


「“え....!あの小娘....!
私以外が美しいなんて信じられないわ”」


王女さまはこの時、どんな気持ちだったんだろう。


自分が誇っているものが他人の誇りになってしまって。


今まで練習してきてもわからない。


一旦退場。


猟師役と白雪姫役のすずの話している場面に移る。


ステージの袖で待機している私にさやちゃんが話しかけてきた。


「やっぱりすごいね。名演。
生徒会の仕事も手伝ってたのにこんなにうまいなんて」


「ありがとう。でもこれからだよね、白雪姫にリンゴ渡すところあるし」


「そっか、頑張って。
演出の手伝いしてくる」


さやちゃんも、忙しそうだな。