生徒会室で甘い、秘密の時間

「うん、ありがとう」


最近、何もされてないし普通に返事出来た。


良かった....。


すずは黙ったまま。


もう一度会釈をして、三人とすれ違う。


「あの子らまだ何か考えてるんじゃない?」


「....」


わからない。


私には。


私が黙っている間にすずが厳しい視線を三人におくる。


「ううん、大丈夫だよ。これから劇なんだし、頑張ろう」


すずは主役なんだから今はそっちに集中してもらわないと。


もちろん、私も集中しないと。


「そうだね。じゃあ、後で」


ひらり、ドレスをなびかせてステージ横に待機するすず。


「うん」


私は真逆のステージ横に。