「わかった、一緒にまわりたい。私も」


「了解、ありがとう」


「じゃあ私行くねっ。また明日!」


カゴを再び持ち上げる。


さあ、行かなくちゃ。


「じゃあな。
....それ、重そうだけど大丈夫か?」


心配そうに千隼は私を見てくる。


でもこれは私のやるべきこと。


「うん!私の役目だから。ありがとね」


「わかった。気を付けて」


千隼に見守られて階段を慎重に下り続けた。