生徒会室で甘い、秘密の時間

良かった....。


「ちょっと待て」


会長先輩の低い声。


「は?」


それに反応するチャラ先輩たち。


「こいつ、生徒会の大事なヤツなんで。

今後、なんかしたら潰すかもです」


会長先輩の、冷たい瞳がいっそう冷たい。


「言われなくたってわかってるわ!」


チャラ先輩たちはドタバタとやっと去っていく。


「会長先輩....」


3年A組の前に私と会長先輩だけが取り残される。