「わかったかな?私なんかの説明で」
「ありがとう、さやちゃん!
すっごくわかりやすかったよ」
この10分程度の時間にさやちゃんはすっごくわかりやすく英語を教えてくれた。
「えへへ、役に立てて良かった〜」
「さやはやっぱすごいねぇ。
なれるよ、先生に」
すずがしみじみとつぶやく。
「えっ?さやちゃん先生になりたいの?」
「まあ、ね。
ずっと持ってる夢なんだ」
恥ずかしそうに笑うさやちゃん。
夢を持ってるなんてすごい。
私なんて夢なんか決まってない。
しいて言うなら....いや!だめだめ!
今会長先輩と腕を組んで歩く姿を想像して首を振ってしまう。
ばかばか、私。

