生徒会室で甘い、秘密の時間

どんどん大きくなっていくざわめき。


まだ原稿には続きがある。


なのに....!


口が動かない。


どうすれば....。


どうすれば....!


「なんなの、ウソついて」


「生徒会長が風紀乱してんじゃ示しつかねーよ」


「全然生徒会長じゃないじゃん」


その瞬間私のなかでなにかが弾けた。


「っ、いい加減にしてくださいっ....」


演台をバンっと叩いてマイクを掴みとる。


「会長先輩は、すごくいい生徒会長です....!
何も知らないクセにひどいこと言わないでください。

一緒の傘に入って歩いてたのは私が勝手な行動を起こしたのに心配して駆けつけてくれたからです!

勉強だってこんな退学間際の私に一生懸命教えてくれました。

それをあなたたちは知らないですよね!?

私が悪口言われてるよりも会長先輩の評判が下がっていく方が嫌だった....。

私は恨まれて当然です。でも会長先輩は、なにもしてない巻き込まれてるだけです。

会長先輩を傷付けてヒーロー気取りして。

もうやめてください。

もう、やですっ....」


私の頬にはいくつもの涙の線が出来ていた。