生徒会室で甘い、秘密の時間

「じゃあ行くか」


一通りクレープを味わい、駅の階段に向かって歩き出す。


「美味しかったです、クレープ」


「そう」


「そういえば⎯⎯⎯⎯⎯ 」


「ちはるじゃん、」


聞き馴染みのある声。


それは後ろから現れた千隼。


「あ、千隼も今帰るところ?」


奇遇だ。


千隼とは家が近いし途中まで一緒に帰れる。


「そうだけど。
なんで生徒会長?」


千隼、いつもと違う雰囲気....。