生徒会室で甘い、秘密の時間

そう呟くと会長先輩の視線が刺さった。


「あ....たべますか?」


「あー、うん」


いや、待って....。


今私、とんでもないこと言った。


これは間接キスなんじゃないの?


「あっ、すみません。変なこと言っちゃって」


しどろもどろになりながら言う隙に会長先輩は私のクレープを一口。


綺麗な唇がイチゴをとらえる。


「うま」


「あ、良かったです....」


会長先輩は何も感じていないみたいで勝手に私が赤くなって慌ててるだけ。