生徒会室で甘い、秘密の時間

バタン。


扉が開いて会長先輩がいなくなる。


まさか、うるさくして怒らせちゃった....?


どうしよう。


ちょっとしてまた扉が開いて会長先輩が現れた。


「飲めば」


手に渡されたのはココア。


「ありがとう、ございます」


一応生徒会室で飲み物入れられるんだけどわざわざ買ってきてくれるとは。


買ってきてくれた....?


ていうことは。


「っ受け取ってください」


五百円玉を会長先輩の手のひらにのせる。


「いらない」


「でもっ」


「ついでだし」


「すみません....」