後ろ姿を見ながら、ふと思ったことを口にする。



「彼女にもこんな感じなのかな……」



奏音が去って行くの見送って私も部屋に入ると、玄関に入って直ぐの所で膝から崩れた。


え、ちょと待って!?


私ってもしかして奏音の彼女になりたいの……?


ウソでしょ……!?



「きょ、今日の私はなんか可笑しいわ」



よし……!

こう言う時は、ご飯食べてさっさと寝よう!


そしたら明日にはいつもの私だ!!



「いただきます!」


「あぁー良い湯だった!」


「おやすみー!」



──うん。


きっと明日にはいつも通りだ。