まって、私魔女になって何がしたいの…?
ダメだ…やっぱ分からん。

私が色々悩む間にマーヤはどんどん話を進めていく

「どうします?服装とかこちらが勝手にやっちゃっていいですか?」

「んーじゃあ、おまかせで」

「お金はある程度入れておきますね。設定とか、やって欲しいことあります?」

やっぱりマーヤは案内係って感じがする。そんなことばかり考えて、マーヤの話を無視していた。

「おーい?聞いてないの?せっかく親切にしてあげたのに。」

「あっ…ごめん。もっかいお願いしても…」

言い切る前にマーヤが口を開けた。

「あ〜もう面倒だなぁ。じゃあ勇者と一緒に魔王を倒す場面でいいや。」


聞こえんかった。

なんか怒ってるな。しか分からんかった