時に、神様はとてつもなく、残酷だ……。 なぜ、今日なの? あたしに、諦めさせるための、優しさなの…? そんな優しさは、欲しくないよ。 泣いて、泣いて、泣いて……。 いいだけ泣いたら、何だかすっきりした。 最後のノートは、明日、先生の机の中に入れておこう。 あたしは、ノートを開いて、藍色のペンでただ一言だけ、書き付けた。 『好きでした。』と……。