幸いなことに、起きる気配がない先生。 ノートを窓際に置いて、逃げるように、準備室を後にした。 次の日。 「…おはよう。」 いつもどうり、声を掛けてくれた、先生。 「おはよう、ございます。」 あたしも挨拶を返しながら、 良かった…。どうやら、バレていないみたい…。 胸をなで下ろした、あたしだった。 ――1度目のキスは、あたしから……。