目の前のテーブルに載った皿の上には、豪華な料理たち。 普段はありつくことなんて、なかなかできない豪華さだ。 喜んで片付けるべきなんだろうけど、 素直に喜べない事情が俺には、ある。 会場が暗くなって、華やかな音楽とともに入場してくるのは、白いドレスの清水だ。 この際、隣の男は見なかったことにしよう。 うん。そうしよう。それがいい。