「先に座ってなよ。清水、何飲む?」 あたしに聞いてくれた、及川くん。 「…あ、じゃあ、アイスティーで。」 「オッケー。じゃあ、座ってて。」 オーダーの為に、レジに並ぶ及川くんの背中を眺めつつ、喫煙席に座ったあたし。 店内をきょろきょろしながら、あたしを捜す及川くんに手を振った。 あたしに気がついた、及川くんは、ホットコーヒーらしいカップと、アイスティーが載ったトレイを片手で支えながら、あたしが座る席までやってきた。