君とベビードール




放心したように、ベンチに腰掛けていた。



5分か10分か1時間か…。



気持ちが少し、落ち着いてきた。



あれだけあたしに、優しくしてくれた准さん。



もしかしたら、なにか理由があるのかもしれない。


准さんは、理由もなく誰かを傷つけたりはしない。


特にあたしの事は。



確信をもって言える。


なんだあたし、大丈夫じゃん!!



そう思えたら、気持ちが軽くなった。