君とベビードール




「もっと君を感じてもいいかな?」



耳元で感じる先生の吐息が、熱い。



ぼーっとしたまま、頷いたあたし。



先生の左手はあたしの右手を握り締め続けていて、空いている右手は何度もあたしの髪を撫でる。



「…ベッドまでの距離が長いなぁ。どうする?このまま抱き合おうか…?」



って!!電気つけっぱなしだし!ここはリビングだし!!



無理です~!!



ぶんぶん首を横に振るあたしを、上から余裕の表情で眺める先生。



はぁ…。かっこいい…。


って!見とれている場合じゃないっ!!