あたしと先生の休日。 今日はあんまりお天気が良くないから、あたしの部屋でゆっくり過ごす事にした…の、だが。 「……。」 なぜだか、先生の膝の上にいる、あたしなのです。 先生の腕は、あたしのお腹にきっちり巻き付いていて、解けそうにありません…。 「あのー、先生?」 前を向いたまま話すあたしに、 「ん?どうしたんだい?」 背中越しに響く先生の声が暖かい。