「…今は、これくらいで、許してあげるよ。」 やっと、あたしを離した先生は、そう言った。 ゆ、許してあげるよ…?しかも、今はって! ずいぶんとまぁ…、なんて思ったりしたけれど、学習しました、あたし。口には出しませんよ。 「…ありがとう、ございます…。」 もう、息も絶え絶えのあたしをいつものように、 「ふっ。」 笑っていらっしゃいます……。