「結菜。ごめん。約束守れなかったな。」
「生きててくれて、よかった。
心配したんだから。」
泣いた。ベッドで寝てる水沢くんに、ギューッと抱きついた。

「結菜。痛い。」
「あっごめん。」
すぐ離れようとした。水沢くんに、また、抱き寄せられた。

「俺、結菜が好きだ。
 今度、ちゃんとした形で、告白する。
考えといてね。」
「私も、潤が好きだよ。
水沢くんは決闘終了した時、無傷だったよ。
約束は守ってくれた。」
「結菜。ありがとう。何があっても、結菜は俺が守る」
キスした。
「いたっ。」
「大人しくしてなきゃね。帰るね。
また、あした。」
「はーい。」