潤は緊張していたようだった。
しばらく、何も話さず、2人で歩いていた。

「結菜、来てくれてありがとう。」
「私は何もしてない。
潤が頑張ったんだよ。」
「結菜がいてよかった。」


私は、保育士になるために短大を受験。
潤は、県立大学を受験。
2人も合格した。

そして、高校3年の3月、
潤の総長としての総会が始まった。