そんなある日の放課後
いつも通り玲音と命青と遊んでいた。
ちょうど体育祭のあとだった、ダンスをしたのだが、その際、綺麗な青色のビニールテープを使って蝶のようなダンスをしたのだ。
「楽しかったね」とか、「覚えるの難しかったよね〜」なんて話してるうちに、
命青が、ピクリとも動かなくなっていた。
「命青?どうしたの?」「具合悪い?」
と話しかけると、私の手をぐっとつかみ、
何処かへ駆けていく。
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少しして、近くの川へ来た、すると命青が止まった、「なに?どうしたの?」と聞くと、突然私と命青の身体が宙に浮いた。
私はそのことに驚き、言葉を失った。