ある寒い日の夜


私は、あの人に出会った。


危険そうで。

だけど、目が離せないような存在。


私は、男の人が怖い。


だからずっと関わらないように


陰に隠れて生きてきた。


でも、なぜかあの人には唯一気を許すことができて。


だけど、周りは私たちが共に生きることを許してはくれない。


きっと、私たちは出会っちゃいけなかった。


だけど、出会ってしまったんだ。



”運命”という謎のめぐりあわせによって。


あなたは、闇の世界の王。



闇の世界の豹。


狙った獲物は容赦なく。


闇の世界を彼の言葉一つで変えることができる


いわば、彼の世界は裏切りがつきもの。



なのに、彼は私が離れたあの一瞬で狂っていった。


恋人の、裏切りによって愛をあらわにした


闇の世界の豹。


その豹に私は心奪われた。



恋人への愛は、

重く


怖く


狂愛と化して




「俺のもんだ。絶対に渡さねぇ。」



「お前が、俺の目を見なくなるってことは何か隠し事があるときだ。」




あなたは、そうやって私を1番に愛してくれた。



私の心の中を、あなたは全部知っていて。



〝愛”それは私が一番欲しかったもの。



それがあれば何もいらない。



私が欲していたものをあなたが与えてくれた。




これから先も、あなたを愛し続けます。