圭太くんが家にきた。
「シャワー浴びる?」
「はい。お借りします。」

『なんか、不思議。でも幸せ。
 こんな嬉しいもんなんだ。』

圭太くんが出てきた。
「私も浴びてきます。」
「はい。」

ソファに座ってコーヒーを飲んだ。

『こういうの久々すぎてわかんない。』

「えりなさん。」
「はい。」
キスされた。激しく。

「ずっと好きでした。」
私たちは、お互いを求め合うように抱き合った。