いきなりセンセーに迫られて。




うわ……一瞬ドキッとした。


トキメキとかじゃなくて、フルネームを呼ばれた時低音ボイスで言われてなんか耳に響いたというか…初めて南野センセーの声で心地いいと思った。


ただそれだけ。


「おい、流川、なにぼーっとしてんだ」
「あ、ごめん、もう行くからじゃーね!」



「はぁ………あいつなんなんだよ」


私には聞こえるはずがなかった。