「皐月兄ちゃん……」
「どしたー?2人してこの世の終わりみてぇな顔して」
「これ………」
検査結果の紙を見た瞬間兄貴は顔をしかめた
「そうか……春はオメガか」
「俺どうしたら……」
「大丈夫だ。抑制剤飲めば発情しない。首輪も付けてれば噛まれることもない」
兄貴は笑ってそう言ってくれた
俺達を安心させる為に
「それにオメガは男でも妊娠出来る。それは凄いことだぞ」
「………うん」
「春がいつか心の底から好きな人が出来たらその人との子供が作れる。オメガにも悪いことばかりじゃない」
不安そうにする春を
「大丈夫だから。春のことも時雨のことも俺が守るからな」
ぎゅっと抱きしめてくれた



