時雨side
幼稚園の頃からずっと一緒に居た春
俺達が小学生に上がるとすぐに行われたのは第二次性の検査
俺の結果はアルファ
そして春の結果は
「時雨……俺、オメガだった」
「え……」
「どうしよう」
「……っ!!大丈夫!!何があっても俺が友達で居るから!!」
オメガへの差別は無くそうって学校や社会では言われているが
それでも差別は無くならない
「皐月兄ちゃんに相談しよう」
「うん……」
俺の一家はアルファ一族で俺の結果もわかっていたようなもんだった
だけど春は違う……
母親がオメガだったから
年の離れた兄貴は俺達が小学生の時、高校生で大人に頼ることが怖かった俺達にとって
唯一頼れる大人だった



