ーーーー5年後




「春、朝だよ」

「んー…ひさぁ?」

「永和じゃないから」




俺を朝からお越しに来たのは




「おはよ春永」

「朝ごはん出来てるよ」



愛しい息子








春永と共にリビングに向かうと




「おはよう。春さん」





愛して止まない人が居る




これがどれほど幸せなものか考えても居なかった



オメガの俺がこんな生活送れるだとは1ミリも思っていなかった