春side
初日の勤務を終えて会社近くにある人物が現れた
「春くん」
「先生。預かって貰いありがとうございました」
「別に大丈夫だよ。春くんは仕事どうだった?」
「疲れました……慣れないことばかりで」
先生は小さな子供を抱き抱えたまま俺の向かいに座った
「良い子にしてましたか?」
「うん。君に似て良い子だったよ」
「俺じゃないです。あいつに……似たんです」
「……まだ好きなんだね」
「………ですね」
好きだよ
永和のことが
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