「え?翔ちゃんって。」
「あっ、そう呼ぶのは姉貴だけだ。」
先生がため息をついた。

「ごめん。姉貴の話してなかった俺が悪い。
それで自暴自棄になったんだね。
可愛い。」
「お姉さん。」
涙が出た。

先生が、頭をポンっとしてくれた。

「とりあえず、座ろう。」
ソファに座った。