学校が終わり、玄関を出た。

「桜木さん、バイバイ。」
松井理玖だ。
女の子に囲まれている。
無視をした。

「何あれ。理玖くんが声かけたのに。」
女の子たちが、ヒソヒソ言う。

『なんなん?』
イライラしながら、仕事をした。

「YUNA、今日、表情が怖いよ。
穏やかに。」
「申し訳ありません。」

『あいつのことを考えてはいかん。集中。』

仕事が終わり、
マネージャーに送ってもらい、
家についた。

ベッドに倒れ込んだ。
『あいつの奴隷って何? ムカつく。』
モヤモヤしながら、寝た。