毎日、昼休みには、屋上で2人でお弁当を食べるようになった。
 
 数日後、
「今日も撮影?」
「うん。」
「なかなかデートできない。なんかムカつく。」
 キスされた。

「ここなら、いいだろ?」
嫌じゃなくなっていた。
里玖のペースに吞まれていた。

学校終了後、撮影に向かった。
今日の撮影には、流星くんが来ていた。
「久しぶり、また一緒だね。」
ティーンズには、大人気だから、依頼するようになったようだ。
「よろしくお願いします。」

流星くんと、並んだ撮影・近づいた撮影等いろんな撮影がされた。
「ありがとうございました。」
撮影終了。
「ごはん食べに行かない?あ、もちろんマネージャーも一緒に」
流星くんに誘われた。

マネージャーがOKしたため、スタジオを出た。
マネージャーは「遅れていく」とのことで、先に、二人で個室の
イタリアンレストランに入った。
他愛もない会話をしていると、マネージャーが入ってきた。
3人で食事をし、マネージャーがトイレに立った。

キスされた。
「え?」
「YUNAちゃん。今度、2人で出かけようよ。」
「でも・・・。彼氏いるんで。」
「彼氏いるんだ。そうだよね。でも、俺は諦めないよ。」
マネージャーが戻ってきた。

「じゃあ、また。」
帰って行った。私もマネージャーに送ってもらって帰った。