君のこと、釣ってもいいですか?

「次はもっと大物狙おうぜ!」

大翔くんは、そう言って

小さな針にエサをつけてくれた。

気持ちに応えたい。

そんなふうに思った。

初めての釣りを楽しんでいると

結珠くんが話しかけてきた。

「ねぇねぇ笑咲ちゃん!

今度僕とデートしようよ。」

笑顔な彼に私は驚いた。

デート…?

そんなの人生でしたことは無い。

「おいっ!あんまからかうなよ。」