君のこと、釣ってもいいですか?

「…釣れた。」

私が釣ったのは小さな魚。

それでも私は嬉しかった。

釣りなんて初めてしたし、

何よりみんなの輪に入れている気がした。

「やったな…!」

詩くんは笑って私の頭を撫でた。

「…!!」

「あー、悪い。」

そう言うと詩くんは

顔を逸らしてしまった。

なんだかガッカリしている自分がいた。

この気持ちはなんですか?