上手く言えないけど

この気持ちが届きますように。

「君のこと、

釣ってもいいですか·····!?」

もう一度チャンスが欲しい。

詩くんに

この気持ちが届くまで伝えたい。

「もういい。」

呆れられちゃったかな·····。

しつこいって思われたかもしれない。

「ご、ごめんな·····さ、」

フワッ

次の瞬間、私は

詩くんの匂いに包まれた。