「結構です!好きなひとぐらい自分で見つけるから放っておいて」
来た~お見合いの話し。そんな男女の出会いなんて、嫌。
昨日、叔母さんが来ていたのは、その用件だったのか。
でも、グサッとナイフが心の奥底に突き刺さってきた。
もう、逃げられない。
母親に心の中を見透かされたみたい。
駆け足で玄関を飛び出してきたけど、あてがある訳ではない。
歴史ある街ではお見合いで結婚することはよくある話し。
高校時代の同級生にも何人かそうしたひとがいた。
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