「ほら、おいで」



しばらくたっても織からの返事はない。

なにこの沈黙…すごい恥ずかしい〜〜〜



「むっ、無視はいかんよって先生に教わったやろっ」



勢いに任せて顔を上げた。

顔を上げてはいけなかったのかもしれない。

織の顔は見たことのないくらい真っ赤で、耳まで真っ赤で、いつもは細目な織が、目を丸くして何度も瞬きをしている。


……えぇっ?!

自分から言ったくせに、か、顔真っ赤!!



「……うん」



へぇ〜〜やっぱり織も先生に教わったんやね〜

…って…そうじゃなくてっ


織のそんな照れた顔見たら、私もっと恥ずかしくなってくるって〜〜あぁぁ〜


このままじゃHPゼロどころか、復活薬を使っても戦闘不能になってしまう!



「おっ、おりっ?!」

「お出かけしよう?!ねっ、せっかくのクリスマスやし、きっと楽しいよっ」



ドキドキと、恥ずかしさと、焦りで忘れてた。



「…………」


…めっちゃ嫌そうな顔しとる


織がインドア派ってこと。